| 地盤についてのご質問がいくつかあったので、今回は地盤についてお話しようと思います。
地盤の問題は耐震問題でもあります。正しい地盤補強が地震対策の第一歩とも言われたりします。建築物自体が頑丈であるかどうかも大切ですが、どんなにそれらが頑丈であっても、基礎と地盤の補強がしっかりしていない上に何の対策も無く建てれば、やはり大きな地震が来れば家は傾いてしまうものです。
緩い地盤は硬い地盤に比べて揺れが大きくなるほか、その地震波が増幅されたりもします。
震源地からは遠いのに近いところよりも震度が高いといった現象は、こういったことが原因の一つにあります。その他、家具まで含めた家の総重量はおよそ30〜40トンとされ、もし緩い地盤であった場合、この重さを支えきれずに地盤が沈下してしまったりもします。
こうした現実から考えていくと、より安全な住宅を建てるためにはやはり「地盤」からと
いうことになります。
ではどのようにして家を建てていけばよい
のでしょうか。
まずは地盤調査です。これから購入しようとする土地がしっかりとした固い地盤かどうかをきちんと調べましょう。
地盤は素人が見ただけでそう簡単に分かるものではありませんが、統計によると低地に緩い地盤が多く、特に川や海岸付近では良い結果が出ないことのほうが多いようです。沼や水田や湿地などを埋め立てた土地や、山地や丘陵地を盛土や切土して造成した土地なども、大地震が来た際には陥没や地割れが発生しやすいとされています。(もちろん造成の施工技術にもよりますが。)
家を建てる前に少しでも上記の条件に当てはまるようであれば、専門の地盤調査会社に依頼をすることをお勧めします。場合によっては地盤改良をする必要が出てくることもありますし、将来ひょっとして起きるかもしれない大きな地震から命を守るための保険として、ぜひ一度ご検討してみてください。 |